~ないものでもない
意味(いみ): 全く(まったく)できないことはない、
少し(すこし)可能性(かのうせい)がある。
接続(せつぞく): V(V)ない+ものでもない
1.この会社(かいしゃ)で昇進(しょうしん)できないものでも
ないけど、私(わたし)の能力(のうりょく)では
かなり難しそう(むずかしそう)だ。
2.この商品(しょうひん)売れない(うれない)ものでもないけど、
儲け(もうけ)は望めそう(のぞめそう)もないね。
3.大盛(おおもり)ラーメン(らーめん)食べた(たべた)後(あと)だから、餃子(ぎょうざ)は食べられない(たべられない)ものでもないけどきついな。
4.今日中にこの仕事(しごと)を終わらせろ(おわらせろ)、
って言われた(いわれた)から、残業(ざんぎょう)すれば
できないものでもないけどなぁ・・・
5.チャン(ちゃん)さんは日本語(にほんご)ができない
ものでもないけど、話して(はなして)いると、
時々頭(ときどきあたま)が混乱(こんらん)するよ。
6.クラシック(くらしっく)音楽(おんがく)は聴かない(きかない)ものでもないけど、聴き始めて(ききはじめて)5(5)分(ふん)で寝て(ねて)しまう。
7.このパソコンでビデオ編集(へんしゅう)でき
ないものでもないけど、めっちゃ
時間(じかん)かかってしまうよ。
8.あの子(こ)ちょっとタイプ(たいぷ)で付き合えない(つきあえない)ものでもないけど、変(へん)なうわさ
聞いた(きいた)からこわいな。
9.先日(せんじつ)発売(はつばい)された新車(しんしゃ)、買えない(かえない)ものでもないけど、家賃(やちん)が払えなく(はらえなく)なりそうだ。
10.このケータイ、もう3年(ねん)も
使って(つかって)愛着(あいちゃく)がわいて、使えない(つかえない)ものでもないけど、まだ捨てられない(すてられない)。
文法: ~ものを
意味: AすればBになるのに
接続: な形容(けいよう)詞(し)+ものを
(過去の話に使うことが多いので、
~たものを、で使うことが多い)
例文:
1.もっと早く話してくれればよいものを。
なんで話さなかったんだ。
2.私(に相談すればよかったものを、
何とかお金を作ったのに。
3.私においしいものおごってくれれば、
その問題の答え教えてあげたものを。
4.毎日勤勉に宿題すればよかったものを。
うちの子は夏休みの終わりになっていつも泣きながら
宿題やってるよ。
5.あと5分早く支度すればよかったものを。
でんしゃがもう行っちゃったじゃない!
6.社長は彼のためを思って厳しくしているものを、
彼は社長の気持ちがわかってないな。
7.あの先生は一回でもいいから保護者に謝ればいいものを。
くびになってしまったよ。
8.先週の週末に彼女のフェイスブック聞けばよかったものを、
何で聞かなかったんだろう!
9.パソコンの練習しとけばよかったものを。
パソコンの資格がないせいで面接に落ちた。
10.あの時予備の薬を持っておけばよかったものを、
おかげで救急車で運ばれてしまった。
文法:~をものともせずに
意味: 難しいことにも負けないで
接続: 名詞+ものともせずに
例文:
1.困難(こんなん)をものともせずに前進(ぜんしん)しろ!
2.貧困(ひんこん)をものともせず、
彼女は強い女性に育っていった。
3.五体(ごたい)満足で生まれず(うまれず)、苦労させたが、
障害をものともせず育ってくれた。
4.妻はうちの経済事情をものともせず、
子どもたちを立派(りっぱ)に育ててくれた。
5.文化の違いをものともせず、
彼らは見事に国際結婚した。
6.年齢差をものともせず、20歳も離れているのに両親を
説得して結婚した。
7.暑さをものともせず、炎の中に
飛び込んで子供を助けた。
8.運動不足をものともせず42キロのフルマラソンを
見事走りぬいた。
9.幾多の困難(こんなん)をものともせず、彼は
一代(いちだい)にして莫大(ばくだい)な財産(ざいさん)を
築き上げた(きずきあげた)。
10.周りからの批判をものともせず、
彼は人助けに人生をささげた。
11.未経験をものともせず、恥(はじ)を捨て、
仕事に励(はげ)めば、きっと一人前になる。
12.悪天候をものともせず、
彼は恋人のもとへ向かった。