【日语共读】窗边的小豆豆(42)


日语共读

窗边的小豆豆

黑柳彻子

一份童真和不带世俗的纯净

欢喜

悲伤





皆さん、こんばんは。今天继续由主播kuri为大家分享黑柳彻子的作品《窗边的小豆豆》。希望你会喜欢~


-窗边的小豆豆-

《窗边的小豆豆》是日本作家、主持人黑柳彻子创作的儿童文学作品,首次出版于1981年。

这本书讲述了作者上小学时的一段真实的故事:小豆豆(作者)因淘气被原学校退学后,来到巴学园。在小林校长的爱护和引导下,一般人眼里“怪怪”的小豆豆逐渐变成了一个大家都能接受的孩子。巴学园里亲切、随和的教学方式使这里的孩子们度过了人生最美好的时光。

《窗边的小豆豆》(42)

この土肥温泉の三日間は、これまでの、学校の中での野宿とか、胆試しと違って、実際の生活だった。例えば、晩御飯の材料を買いに、順番で、八百屋さんや魚屋さんに行かされたし、知らない大人のひとたちから、「どこの学校の生徒?」とか「どこから来たの?」と聞かれたとき、ちゃんと答えなきゃならなかった。

それから、林の中で迷子になりそうになった子もいたし、遠くまで泳いでしまって、帰ってこられなくなり、みんなを心配させた子もいた。浜辺に落ちて板ガラスで足を切った子もいた。そのたびに、みんなは、どうしたら、一番自分が役に立つか、考えた。

在土肥温泉度过的三天,和在学校里的露营、 “试胆量”活动不一样,在这里,孩子们真正接触到了实际生活。比如说,大家要轮流去蔬菜店或者鱼店买做晚饭的菜,碰上陌生的大人们问“是哪个学校的小学生”,或者“从哪儿来的”,还一定要好好地回答。这期间,有的孩子在树林里迷路了,有的孩子在海里游出去很远却游不回来了,让大家非常担心。有的孩子还被落在海边的碎玻璃割破了脚。每当这种时候,孩子们都会积极地思考:“该怎么办?”都希望自己的办法最有用。

 

でも、楽しいことも多かった。大きな林があって、セミはいっぱいいたし、アイスキャンデー屋さんもいた。それから海岸で、一人で大きい木の船を作っている、おじさんとも遭った。かなり船の形が出来上がっていたから、朝起きると、みんな、どれくらい昨日より出来ているか、走って見に行った。トットちゃんは、薄く長く出来た、カンナクズを、おじさんから、おみやげに、もらった。

不过,毕竟还是快乐的时候多。这里有一大片树林,有好多好多的蝉在唱歌,还有卖棒冰的店。而且,在海边还遇到了一位正在做大木船的叔叔。他只靠自己一个人,就能够做出一艘大船。那艘大木船已经像模像样了,每天一早起来,大家都惦记着大木船比昨天又多做了多少,就赶紧跑过去瞧。那位叔叔还送了小豆豆一条又薄又长的刨花儿做礼物。

 

お別れの日、校長先生がいった。

「どうだい。記念写真を撮ろうじゃないか」

それまで、みんな一緒に写真って、撮ったことがなかったから、また、みんなは興奮した。だから、

「はい、撮りますよ」

って女の先生が言うとき、誰かがトイレに行ってたり、

「さあ、いいですね」

というと、運動靴の右と左が逆だったから、はき直すという子がいたり、その間中、ずーっと緊張してポーズを取っていて、本当に、

「じゃ、いきます!」というときに、

「ああ、疲れた。もうダメだ!」といって、ねっころがる子もいて、とっても時間がかかった。

离开温泉的时候,校长先生说:

 “拍一张照片作纪念好不好?”

大家还从来没有一起拍过照片,都高兴得不得了。所以,当女老师说“好,要照了”时,有人突然要去厕所。好不容易等老师又说“这下可以照了吧”,又有人说运动鞋的左右脚穿反了,得调换过来。在这期间,有的孩子一直摆着紧张的姿势,等终于到了“现在开始照啦”的时候,他却叫着“啊,累死了,我不行了”,躺到了地上。总之,照这张相片可费了好一阵工夫。

 

でも、海を後ろにして、思い思いのポーズをして撮った写真は、子供達の宝物になった。その写真を見れば、船のことも、温泉のことも、オバケの話しのことも、「オットットットット!」の子の事も、一度に思い出せるからだった。

こうして、トットちゃんの初めての夏休みは、絶対に忘れることの出来ない、いろんな楽しい思い出を残して過ぎていった。まだ東京でも、近くの池には、ザリガニがたくさんいて、大きい牛が、ゴミ屋さんの車を引っ張って歩いている頃の、ことだった。

可是,以大海为背景,孩子们摆出各种不同姿势拍的这张照片,后来却成了每个孩子的宝贝。每当看到这张照片,孩子们眼前就会涌起好多记忆:大木船,温泉,妖怪的故事,“哎——哟——哟——哟”的那个男孩子……

就这样,小豆豆度过了她的第一个暑假,这个暑假留下了好多快乐的回忆,这些回忆,小豆豆永远都不会忘记。

在当时的东京,附近池塘里还有许许多多的龙虾,垃圾车还是由大牛拉着运送的。小豆豆他们的这些故事,就发生在这样的年代里。

 

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今日主播

kuri

主播:kuri

小编:tsuki酱

责编:日语之声

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