日语共读
窗边的小豆豆
黑柳彻子
一份童真和不带世俗的纯净
宜
欢喜
悲伤
忌
皆さん、こんばんは。今天继续由主播kuri为大家分享黑柳彻子的作品《窗边的小豆豆》。希望你会喜欢~
-窗边的小豆豆-
《窗边的小豆豆》是日本作家、主持人黑柳彻子创作的儿童文学作品,首次出版于1981年。
这本书讲述了作者上小学时的一段真实的故事:小豆豆(作者)因淘气被原学校退学后,来到巴学园。在小林校长的爱护和引导下,一般人眼里“怪怪”的小豆豆逐渐变成了一个大家都能接受的孩子。巴学园里亲切、随和的教学方式使这里的孩子们度过了人生最美好的时光。
《窗边的小豆豆》(24)
結局、うずたかく山が出来て、トイレの池は、ほとんどからになったというのに、あのお財布はとうとう出て来なかった。もしかすると、ヘリとか、底に、ぴったり、くっついていたのかも知れなかった。でも、もうトットちゃんには、なくても満足だった。自分で、これだけ、やってみたのだから。
本当は、その満足の中に、『校長先生が、自分のしたことを、怒らないで、自分のことを信頼してくれて、ちゃんとした人格を持った人間として、扱ってくれた』ということがあったんだけど、そんな難しいことは、トットちゃんには、まだ、わからなかった。
结果,地面上堆起了一座挺高的小山,便池几乎被掏空了,但那个钱包仍然无影无踪。也许钱包紧紧地贴在了便池的边上,或者是落在池底了吧。但是,这时小豆豆已经觉得“即便钱包没有了,也挺满意的”,因为自己干了这么多的活儿。实际上,在小豆豆的满足之中,还有一点是因为“校长先生对我做的事没有生气,很信任我,把我当作一位很有人格的人来尊重”。不过,当时的小豆豆还意识不到这么复杂的心理活动吧。
普通なら、このトットちゃんのしてる事を見つけた時、
「なんていうことをしてるんだ」
とか
「危ないから、やめなさい」
と、たいがいの大人は、いうところだし、また、反対に、
「手伝ってやろうか?」
という人もいるに違いなかった。それなのに、
「終わったら、みんな、もどしておけよ」
とだけ言った校長先生は、(なんて、素晴らしい)と、ママは、この話をトットちゃんから聞いて思った。
一般来说,大人们要是看到了小豆豆在做的事,会说“在干什么蠢事呢”或者“太危险了,快停下”。或者也会有态度截然不同的大人说“我来帮你吧”。但是,只说一句“弄完以后,要把这些全都放回去”的,除了校长先生,不会再有第二个人了。所以,当妈妈听小豆豆说了这件事,由衷地赞叹校长先生“真是一位了不起的人”。
この事件以来、トットちゃんは“トイレに入ったとき、絶対に下を見なくなった”。
それから校長先生を、“心から信頼できる人”と思ったし、“前よりももっと先生を好き”になったのだった。
トットちゃんは、校長先生との約束どおり、山を崩して、完全に元のトイレの池にもどした。汲むときは、あんなに大変だったのに、戻すときは早かった。それから、水分のしみこんだ土も、ひしゃくで削って、少しもどした。地面を平らにして、コンクリートの蓋をキチンと、元の通りにして、ひしゃくも、物置に返した。
经过这件事,小豆豆上厕所的时候,再也不往下看了。而且,她觉得校长先生是一位“可以真心信赖的人”,所以,她比以前更加喜欢校长先生了。
小豆豆按照和校长先生约好的那样,把那座山完全放回了原来的便池中。往外挖的时候非常吃力,但是往里送的时候却很快就干完了。然后,豆豆用舀子铲下一层渗进了水分的泥土,也送进便池里。最后,她把地面弄平整,把混凝土的盖子盖上,一切都像原来一样,把长把舀子也照样送回工具房。
その晩、眠る前に、トットちゃんは、暗やみに落ちていく、きれいなお財布の姿を思い出して、やっぱり(なつかしい)と考えながら、昼間の疲れで、早く眠くなった。
その頃、トットちゃんが奮闘したあたりの地面は、まだ濡れていて、月の光の下で、美しいもののように、キラキラ光っていた。
お財布も、どこかで、静かにしているに違いなかった。
那天晚上,睡觉之前,小豆豆又想起了掉进黑暗中的漂亮钱包,还是觉得有些可惜。但是她白天干了好多活儿,已经十分疲倦,所以很快就睡着了。
那时候,小豆豆奋战过的地面还有些潮湿,在月光下,好像是什么美丽的东西那样,闪闪地发着光。
那个漂亮的钱包,也一定静静地待在某个地方。
トットちゃんの本当の名前は「徹子」という。どして、こういう名前になったのかというと、生まれて来るとき、親戚の人や、ママやパパの友達たち、みんなが、
「男の子に違いない!」
とか、いたものだから、初めて子供を持つパパとママが、それを信用して、「徹」と決めた。そしたら、女の子だったので、少しは困ったけど、「徹」の字が、二人も気に入っていたから、くじけずに、それに早速、「子」をつけて、「徹子」としたのだった。
小豆豆真正的名字叫“彻子”。为什么要取这么个名字呢?原来小豆豆出生之前,她的亲戚们,还有爸爸妈妈的朋友们,都异口同声地说:
“一定是个男孩子!”
爸爸妈妈是第一次有孩子,非常相信他们的话,于是给孩子取名为“彻”。可生下来一看,却是一个女孩。名字都取好了,爸爸妈妈不免有点儿为难,但两个人都很喜欢“彻”字,不想放弃,于是,他们立刻决定在后面加上一个“子”字,这就成了“彻子”。
そんな具合で、小さいときから、周りの人は、
「テツコちゃん」
と呼んだ。ところが、本人は、そう思っていなくて、誰かが、
「お名前は?」
と聞くと、必ず、
「トットちゃん!」
と答えた。
小豆豆小的时候,周围的人都叫她“小淘淘”。不过小豆豆本人却不这么认为,每当有人问她:
“你叫什么名字昵?”
小豆豆总是回答:
“小豆豆。”
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今日主播
kuri
主播:kuri
小编:tsuki酱
责编:日语之声