鹤的报恩(日本最经典童话故事之一)

日本和中国文化有一定的相似性,比如我国古代一直觉得鹤是清雅绝尘的一种鸟类,所以丹顶鹤也叫“仙鹤”,在日本也是这么认为的,下文讲述的就是鹤与善良老人的温暖人心的故事。

昔、昔あるところにまずしいおじいさんとおばあさんが住んでいました。 ある寒い雪の日、おじいさんは町へたきぎを売りに出かけた帰り、雪の中に何かが動いているのを見つけました。「あれは何だろう。」 おじいさんはわなにかかっている一羽の鶴をみつけました。動けば動くほどわなは鶴を締めつけているので、おじいさんはとてもかわいそうに思いました。 「おやおや、かわいそうに、さあさあ、はなしてあげる。これから、気をつけるんだよ。」 そうして鶴を助けてやると、鶴は山の方に飛んでいきました。

在很久很久很久以前,有个地方住着一个贫穷的老爷爷和老奶奶。一个寒冷的雪天,老爷爷去小镇的卖柴回家的路上,发现雪中有什么东西在动。“那是什么呢?“老爷爷发现了一只掉落陷阱里的鹤。由于越挣扎鹤就被陷阱捆得越紧,老爷爷觉得很可怜。“哦,真是可怜,来吧,我来给你解开。以后,你可要小心点啊。


家に帰ると、おじいさんはおばあさんに、 「さっきわなにかかった鶴を助けてやった。今日はよいことをした。」 そういうと、入口の戸をたたく音がしました。 「だれでしょう。」とおばあさんは扉をあけたところ、美しい娘さんがそこに立っていました。「雪で道に迷ってしまいました。どうか一晩ここに泊めてもらえないでしょうか。」「今夜は特に冷える。さあ入んなさい。」娘さんはこの言葉に喜び、そこに泊まることにしました。その日から、娘はおじいさんの家でくらすようになりました。

救了鹤后,鹤就飞到山里去了。回到家,老爷爷对老奶奶说:“我刚刚救了一只中了陷阱的鹤。今天可算是做了好事呀。“话音刚落,门口传来了敲门的声音。老奶奶说“是谁?“刚一打开门的时候,一个美丽的姑娘站在那里。“我因为下雪迷路了。请让我在这里住一晚好吗? 老奶奶说"今晚特别冷。进来吧 ”。小姑娘听了后很开心,决定在那里留宿。 自打那天起,那位姑娘就在老爷爷家住着了。


ある日、娘はこう言いました。 「私に機(はた)をおらせてください。機をおっている間は、決して部屋をのぞかないでください。決して、決してのぞかないでください。」 「わかりましたよ。決してのぞきませんよ。素晴らしい布をおってください。」「トントンカラリ、トンカラリ、トントンカラリ、トンカラリ」 娘は部屋に閉じこもると一日じゅう機をおり始め、夜になっても出て来ません。 次の日も次の日も機をおり続けました。おじいさんとおばあさんは機の音を聞いていました。

有一天,小姑娘说:"请让我织布吧。织布期间,绝对不要偷看房间。一定,一定不要看啊。”"好的,我明白了。一定不会偷看的哦,请给我织块美美的布吧。”"咚咚嘎啦嘎啦,咚嘎啦嘎啦,咚咚嘎啦嘎啦,咚嘎啦嘎啦" 小姑娘关在房间里,整天都在织布,即使到了晚上,她也不会出来。 第二天和第三天也继续织着布。老爷爷和老奶奶听到了织布机的声音。

三日目の夜、音が止むと一巻きの布を持って娘は出てきました。 それは実に美しい、いままで見たことのない織物でた。 「これは鶴の織物と言うものです。これを町に持って行って売ってください。きっとたくさんお金がもらえますよ。」

第三天晚上,当声音停止时,小姑娘带着一块布出来。那是一块十分美丽,迄今为止都未见过的纺织品。 "这是鹤的纺织物。把这个带到城里去卖。一定会赚很多钱的。”

次の日。おじいさんは町へ出かけ、「鶴の織物はいらんかね。鶴の織物はいらんかね。」とおじいさんは町を歩き、その織物はとても高く売れました。そしてうれしく家に帰りました。 次の日、娘はまた織物をおりはじめました。 「トントンカラリ、トンカラリ、トントンカラリ、トンカラリ」三日が過ぎたとき、おばあさんはおじいさんに言いました。 「どうして、あんなに美しい布を織れるのだろう。ちょっとのぞいてみよう」 娘が決して見ないで下さいといったのを忘れて、二人は部屋をのぞいてみました。 すると、なんということでしょう。一羽の鶴が自分の羽を抜いて機をおっているではありませんか。 「おじいさん、鶴が機をおっていますよ。」とささやきました。

第二天。祖父进了城里并吆喝道: "有人需要鹤的纺织品吗?有人需要鹤的纺织品吗?”老爷爷在城里走来走去,最后织布价格卖得很高。然后高兴地回家了。接下来的一天,小姑娘又开始织布了。 "咚咚嘎啦嘎啦,咚嘎啦嘎啦,咚咚嘎啦嘎啦,咚嘎啦嘎啦" 三天后,老妇人对老头子说。"为什么她能编织出如此美丽的布呢?我们稍微看一下吧。 ”两人忘了小姑娘之前说过绝对不要看的事了,偷偷地看了下房间。什么嘛?这不是一只鹤在拔自己的羽毛而织布吗?。老婆婆低声说:“老头子,不得了啦,鹤在织布呢。”

その夜、娘は織物を持って部屋から出てきました。「おじいさん、おばあさん、ご恩は決して忘れません。私はわなにかかっているところを助けられた鶴です。恩返しに来たのですが、姿をみられたので、もうここにはいられません。長い間ありがとうございました。」 娘はそういって手を広げると、鶴になり、空に舞い上がると家の上を回って、山の方に飛んで行ってしまいました。

那天晚上,小姑娘拿着纺织品从房间里走出来了。“老爷爷,老奶奶,我永远不会忘记您对我的恩情。我正是那只被救了的鹤。我是来报答您的,但我再也回不来了,因为我的身份曝光了。谢谢您长期以来对我的照顾。”小姑娘说完手一挥,变成了一只鹤,飞向天空,在房子上转来转去,最后向山里飞去了。

原作来自微信公众号“米拉日语”

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